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キッチンの掃除ガイド【電子レンジ】

電子レンジの汚れ

電子レンジの汚れ冷凍食品を調理する上で、一番利用頻度が高いのが、電子レンジ使用です。回数を重ねる毎に汚れが溜まっていきますよね。電子レンジ庫内の汚れの原因は、食品の中に含まれるタンパク質や糖分、油分などです。これらの成分は、食品を温める際に飛び散ります。水蒸気で付いた水滴が水垢になり、庫内に飛び散った汚れの成分は電子レンジを使用する度に温められ、こびり付いてとれにくくなっていきます。電子レンジ庫内の汚れを放置したままにするとさまざまなデメリットが発生します。汚れから雑菌が発生した場合、レンジの中に悪臭が漂い、食品に臭いがつきます。電子レンジ庫内に汚れが残ると食品を温める為の電磁波を遮ってしまいますので、加熱効率を落としてしまい、無駄に電力を消費します。下手すれば汚れに熱が集中し、発火しますので、最悪の場合は故障に繋がります。

電子レンジの掃除

電子レンジで間違った掃除をすると、食品に洗剤の臭いがついたり、塗装が色落ち・剥がれたりしてします可能性があります。食品と電子レンジ、どちらも悪影響を与えない掃除の仕方を紹介します。

酢・クエン酸を使った掃除

  1. 耐熱容器に酢を入れて、水で4~5倍に薄めます。全体で200㏄前後であればいい。クエン酸の場合は、水200㏄あたりクエン酸粉末小さじ2~4杯程度で。
  2. 電子レンジで2~3分温めます。たっぷり十分に蒸気が出てきたらOK。
  3. そのまま扉を開けずに30~60分程放置。酢を含んだ蒸気が電子レンジ庫内全体に広がり、温かさもあり汚れのこびり付きが剥がれ易くしてくれます。特にアルカリ汚れ。
  4. 放置した後、濡らした布巾・キッチンペーパーで庫内を隅々まで拭きあげます。
  5. 最後に乾拭きして、電子レンジ庫内の水気を取ります。

注意:酢で掃除すると、独特の臭いが気になると思います。一日庫内を開けたままにして風通しをよくして置けば臭いは徐々に消えます。掃除後の臭いはクエン酸の方が弱いので、酢の臭いが苦手な方はクエン酸で掃除するのがお勧めです。

重曹を使った掃除

  1. 耐熱容器に水200㏄を入れ、重曹を小さじ1~2杯入れます。
  2. 電子レンジで2~3分温めます。たっぷり十分に蒸気が出てきたらOK。
  3. そのまま扉を開けずに60分程放置。汚れに重曹水がしっかりいきたわります。
  4. 冷えた重曹水を布巾やキッチンペーパーに浸して、庫内を隅々まで拭きあげます。
  5. 最後に乾拭きして、電子レンジ庫内の水気を取ります。

レモン(オレンジなどの柑橘系でもOK)を使った掃除

  1. レモンを輪切りにして、耐熱容器に半分くらい入れた水に汁を絞ります。絞った後のレモンの皮も水に入れます。
  2. 電磁レンジで2~3分温めます。たっぷり十分に蒸気が出てきたらOK。
  3. そのまま扉を開けずに10分程放置。
  4. 布巾・キッチンペーパーで庫内を隅々まで拭きあげます。
  5. 汚れが酷い箇所には、耐熱容器に入っていたレモンの皮でこすると更に効果的です。
  6. 最後に乾拭きして、電子レンジ庫内の水気を取ります。

レモンには「リモネン」という成分が含まれていて、これがレンジの油汚れを浮かせて取り易くしてくれます。更に「リモネン」には消臭効果もあるので、臭いが中々取れないレンジには特にお勧めです。賞味期限が切れてしまったり、傷んでしまったレモンやオレンジなどの柑橘系がここで大活躍ですぞ!

電子レンジの掃除頻度は?

「汚れたらすぐ掃除する」のがベストではありますが、忙しい方はそんな暇もありませんよね。1週間に1度でも掃除するのが望ましいです。食品にラップ・蓋をする事で飛び散りによる汚れを最低限に抑えられます。ただ、密着すると吹きこぼれる事がありますので、蒸気が逃げる様に一部を開けておくか、ラップ表面に小さな穴を開けると良いです。電子レンジをこまめに掃除する事で綺麗な状態に保つ事は、衛生的にも安全に使う為にとても大切な事であります。

 

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