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導入事例インタビュー

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コンサルティング
アメリカンキャピタル株式会社
諏訪様

コロナ禍でも前年対比150%のコンサルティング

取引する前に抱えていた問題・課題についてお聞かせください。
弊社は以前からグループとしてやっていこうという考えはあったけれど、そこまで中々踏み切れずで、元々グループ店として謳っていませんでした。ですが、A店の買収に伴ってグループ店としてやっていこうと決めました。ただ、グループ店としてやっていくにあたって、メニューに関しては各店舗オリジナルで実施していて、同じカツ丼であっても各店舗によって味もレシピもバラバラ、メニューの構成も偏りがあったりでお客様としても飽きがきちゃう。こちらとしても管理がしづらいという状況にありました。

それでもある程度売り上げを取れてた店舗はあるけども、全体としては思うように伸びてこず、グループ全体としての飲食の売上比率が全体の3%弱しかない。そこで+aの売上を獲得していく為にも飲食を強化しないと厳しいなというのが1番の問題だと捉えていました。
その中で弊社のサービスを利用しようと思われた決め手は何でしたか?
藤原さん(ナコム:藤原本部長)ですね。A店を買収した際、以前のオーナー様がオリジナルのレベルの高いフード提供を行っていたのでこれを無くしちゃうと売上に相当響くなっていう懸念がありました。周りに飲食店のない店舗が多いので、落とすことのできないカテゴリーだけど、以前までやっていたメニューはもうすぐ引き上げないといけなくて、でも店舗ではメニューを出さないといけない。けど、そんな能力ないしな・・どうしようかと悩んでいた時に藤原さんとお会いしました。

相談させて頂いたときに、ぜひナコムに任せてください!といって頂いて、その熱意ですね。最初は熱意にひかれてです。少し不安だったんですが、打ち合わせを重ねていくと、以前のオーナー様が提供されていたメニューに劣らず、見た目も良く、レベルが高い食事の提供が可能だと分かりました。あとは、藤原さんの本気度ですね。本気で接していただいて飲食だけでなく、それ以外のことも含めて本気で向き合ってくださったっていうのが心に響いた。それで最終的に導入の決断をさせて頂いたっていうのがあります。最後は人が大事になってくるかなと。
「人」が大事というのはどういった点ででしょうか?
レジャーホテルってなかなか人と対面しないじゃないですか。自動精算機だったり、注文はVODだったりであまり人と接することがない場所ではある。でもある意味、部屋の掃除であっても、食事の提供であっても、やっぱり必ずどこかしらで人っていうのは接していると思うんです。
ナコム以外で検討されたサービスなどはありましたか?
飲食店が周りにない店舗が多い中で、飲食の強化は必要であると考えていたし、店舗の責任者からも飲食を強化したいという声は上がっていたので、ネットなどで検索して検討していた時期もありました。だけど、ある意味特殊であるこの業界を理解していただいている事が必要条件になってきますし、他社と比べたときの費用面でも難しいなっていうのがありました。また、メニューを考えて食材を仕入れてっていうのをしている所がなかなかないし、導入も、継続していくにも、トータル的にサポートしていただける業者っていうのはなかなか無かったですね。
導入はスムーズに進みましたか?
やっぱり店舗で何かを初めて導入するときってどうしても構えてしまう部分があるじゃないですか。年齢が高い方もいますし、10年以上勤めている方だったりいる中で、「私できるかな」という不安要素がどうしても大きい。マイナスに考えてしまう従業員はどうしてもいます。ただ最初に、こうしたいからこれを導入したい、やっぱり売上あげたくない?お客様に喜んでもらいたくない?っていう話をして、現場を任せている側なので、本社側としてレクチャー前には必要な道具だったり、環境をしっかり調えるっていうのは最低限やるべきところだなっていうのは思っているのでしっかり準備を整えてレクチャーに臨みました。
レクチャーはご満足いただけましたか?
レクチャーには藤原さんと森岡さんに来ていただいんですが、まず座学から始まるんですよね。「何やるの?」って従業員は構えるんですけれど、その中でオーナーとしての目的、ナコムさん側としての目的っていうのをしっかり伝えた上で衛生管理だったりを伝えるので転ばない。スタッフが納得した上で調理レクチャーが始まるので、そこからはスムーズですね。だから逆に難しいのはレクチャーが始まるまでですね。
導入したことで解決した点や、便利だった点はどういう所でしょうか?
まずは、従業員の意識が大きく変わりました。会社が変わる、メニューが変わってコンサルに入っていただいて、本気でやるってなったら、スタッフもそれを感じ取って意識が変わって、それが飲食以外にもいい影響が出ています。例えば、バックヤードも元々綺麗ではあったんですが、さらに整理整頓されているようになったり、他の事に対しても全体的に意識が変わった。逆に忙しくても、なんだか嬉しそうにやっているっていう店舗も出てきたり、メニューを導入したことで、全体的に良い方向にむかっているなという感じがあります。
具体的な数字としてはどれくらい効果がありましたか?
導入前はグループ全体で、全売上中で飲食は3%弱だったのが、6%と倍になりました。8月の昨年対比でも150%アップしています。実際組数などはコロナの影響で全体ではマイナスになっていますが、飲食の売上はずっと下がっていません。自粛期間には組数も大幅に下がって、全体の売上は4~5割程まで落ち込んでしまっていたんですが、飲食は全く下がらないどころか、むしろ少し上がっていました。一度食べて頂いたことのあるお客様は、コロナ禍でも来ていただいた際に、飲食店で食べるよりも他者がいない空間で食事ができるという所で飲食も頼んでいただけていました。飲食も落ち込んでいたら、グループ全体の売り上げももっと下がっていたので、飲食をしっかり導入していて良かったです。底上げどころか上がりまくっています。これで満足せずにまだまだ上を目指していけたらと思っています。
12月にB店のオープンを控えての抱負等あればお聞かせください。
「地域一番」の店舗になることですね!うちの会社始まって一番の大規模改修ですし、デザイナーの方にしっかりデザインして頂いて、コンサルにも入っていただいているので、もう一番取るしかないでしょうという感じですね。その後は、どんどん他の店舗にも広めていきたいなと思っています。